Takecの本ブログ

好きな本について。毎月『行動におとしこむ読書会』を主宰。

デジタル片づけ

 
『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』カル ニューポート (著), 池田 真紀子 (翻訳) 早川書房
 

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ついつい手に取ってしまうスマホ、だらだら見てしまうSNSや動画。
よくないなと思いながら抜けれない中、この本が目に留まったので読んでみました。
 
こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』は有名ですが、「デジタル片付け」についての本ははじめてです。
 
主体性を持った生活をする
ツール類を意識的に選択し、最適化する
楽しくてやりがいのある活動や行動を探す
テクノロジーを利用することで人生における大事なことを後押ししてもらうこと
 
などなど深く納得するポイントがたくさんありました。
デジタル化が進む生活の中で、頭に入れておきたいですね。
 
読んでみてさっそくSNSのアプリを携帯から消してみましたが、かなり時間が増えた気がします。
 
あとはSNSはブラウザ限定で休日だけ見る。休日MAX30分まで。
空いた時間で本を読む。日記や文章を書く。調べ物をする。
いいねをしない
 
やっていきたいと思います。
 
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有益かどうかは問題ではない。主体性が脅かされていることが問題なのだ。
 
いいねがついたかどうか確認する行為は、喫煙と同じくらい依存性が高いからです。
 
間歇強化と承認欲求
 
予想外のタイミングでもらった方が、快感を司る神経伝達物質ドーパミンの分泌量が多くなる
 
テクノロジー業界は、周囲からの承認を求める本能を巧みに利用する腕を磨いてきた
 
これらのテクノロジーは多くの場合、使うのを我慢できなくなるように設計されている
 
私たちを行為依存へ誘い込もうとしている力を払いのけるために特別に立案した戦略、目標達成を邪魔させるのではなく後押ししてもらうために新しいテクノロジーをどのように利用すべきかを定めた具体的なプランが必要なのだ。デジタル・ミニマリズムは、まさにそのような戦略の一つだ。
 
デジタル・ミニマリズム
自分が重きを置いていることがらにプラスになるか否かを基準に厳選した一握りのツールの最適化を図り、オンラインで費やす時間をそれだけに集中して、ほかのものは惜しまず束成すようなテクノロジー利用の哲学
 
ソーシャルメディアを朝から晩まで使い続けていても、得られる利益はどれほどひいき目に見てもごくわずか
 
平均的なユーザーのファイスブック関連製品の利用時間は、一日当たり50分強
 
アートに関心を持つデイブにとって、インスタグラムはメリットが大きかった
 
デジタル・ミニマリズムの三原則
1.あればあるほどコストがかかる
2.最適化が成功のカギである
3.自覚的であることが充実感につながる
 
最適化の一例
ソーシャルメディアのアプリを携帯電話から削除するというものだった。
 
デジタル・ミニマリズムの有効性を支えているのは、利用するツール類を意識的に選択する行為そのものが幸福感につながるという事実だ
 
デジタル片付けのプロセス
1 30日のリセット期間を定め、必ずしも必要ではないテクノロジーの利用を休止する
2 この30日間に、楽しくてやりがいのある活動や行動をあたらしく探したり再発見したりする
3 休止期間が終わったら、まっさらな状態の生活に、休止していたテクノロジーを再導入する
その一つひとつについて、自分の生活にどのようなメリットがあるか、そのメリットを最大化するにはどのように利用すべきかを検討する
 
とにもかくにも始めることがもっとも大事なステップ
 
例外的に使用を許可しておく
いつ、どのように利用するかを具体的に定めておく
 
デジタル片づけを成功させるには、常時オンの光輝くデジタル世界の外に、これは大事だと思えること、楽しいと思えることを再発見しなくてはならない
 
テクノロジー再導入の目標は、人生における大事なことを後押ししてもらうこと
 
本、友人と夕飯、就寝前に日記を書いたり、読書をしたりするようになった
 
テクノロジーは、自分が重きを置いていることがらを直接に支援してくれるだろうか
 
ミニマリストのテクノロジー選考基準
1 大事な事柄を後押しする
2 大事な事柄を支援する最善の方法である
3 いつ、どのようにどのテクノロジーを利用するかを具体的に定めた運用規定に沿った形で生活に貢献できる
 
チェックするのは週末の一度に限定
 
携帯電話に消灯時間を設定 午後九時から午前7時
 
一人で過ごす時間を持とう
 
モーメント アプリ 
 
モーメントの平均的ユーザーは一日におよそ3時間ほどスクリーンを見ている
 
スマートフォンを置いて外に出よう
 
長い散歩に出よう
 
困難や不安に直面したら、自分に充てて手紙を書く時間を作ってみよう
 
いいねをしない
 
「全体として、FBの利用と幸福度とのあいだには負の相関があることがわかった」
 
失ったものの大きさよりも、アナログな交流の豊かさのほうが勝っていく
 
テキストメッセージはまとめて処理
 
カフェを利用する成功例も多い
 
ニコマコス倫理学
 
人々は、アリストテレスが人の幸福に不可欠とした質の高い余暇活動に没頭するゆとりを失っている
 
金は使わなければ儲からない
 
余暇活動の教訓1 受け身の消費よりも体を動かす活動を優先しよう
2 スキルを活かし、物質的な世界で価値あるものを作り出そう
 
12月の 本のテーマ 贈物
 
公式ブログを開設
 
質の高いアナログ経験
 
意図と目的をもって利用するなら、新しいテクノロジーはよりよい生活を生み出すものであるということだ
 
質の高い余暇活動は幸福に不可欠であるとアリストテレスは主張した
 
演習 週に何か一つ、修理するか作るかしてみよう
楽器の新しいテクニック
レコードプレーヤーのアーム調整を完璧にするなど
 
演習 質の低い余暇活動をスケジューリングしよう
 
完全にあきらめるところまでは要求していない
 
演習 何かに参加する
 
演習 余暇の活動計画を立てよう
 
習慣の例
質の高い余暇活動は夜だけ、週に60分までとする
ベッドに入ってから寝るまで読書する
 
SNSアプリを全部消そう
 
FB関連のサービスに週350分を費やす=約6時間
 
意図をもってアテンション・エコノミーのサービスを利用する
 
フリーダム ブロッキングツール
 
ダンパー数
人が安定して維持できる人間関係の規模を指す数字
150人程度
 
あなたがソーシャルメディアを利用しているのではなく、ソーシャルメディアがあなたを利用している
 
少数の書き手だけをフォローする
 
ガラケーに戻す
 
デジタル・ミニマリストは、新しいテクノロジーを大事な目標に向けた歩みを支援するツールと見なす。
 
問題はテクノロジーではなくじぶんのじんせいの質なのだという事実を受け入れることにある
 
自らの体験をSNSに投稿することにも、本書で指摘されている通りギャンブルのような魅力がある。ギャンブルに価値、いいねがたくさん押されれば、コミュニティで承認されたような気になる
 
その投稿を見てやる気が出るかどうか