Takecの本ブログ

好きな本について。毎月『きっかけ読書会』を主宰。

小さな工夫で

『影響力の武器 戦略編: 小さな工夫が生み出す大きな効果』
ティーブ・J. マーティン (著), ノア・J. ゴールドスタイン (著), ロバート・B. チャルディーニ (著), 安藤 清志 (翻訳), & 1 その他(誠信書房
 

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最近は毎年読もうと思ってる『影響力の武器』シリーズ。今年は戦略編を読んでみることにしました。
 
科学的に証明された「人にYESと言ってもらうやり方」を知っていれば、いろんな場面で活用できそうです。
 
説得の原理は以下の6つがあるとのことです。
 
返報性
コミットメント、一貫性
権威
社会的証明
希少性
好意
 
この原理を元に、小さな工夫で大きな効果を生み出していこうというのがこの本の主旨です。
 
読んでみると活用できそうなポイントがいくつもありました。
 
今後活用できたらいいなと思います。
 
大勢の他の人がすでにやっていると伝える
相手の名前をはっきり出す回数を増やす
周りの人との特異な共通点を見つける
会議の決定事項を声に出させる
誰かが褒めていたことを同僚、部下に伝える
直近ではなく、将来の行動を変える約束をとりつける
再挑戦する際は、上下に幅を持たせた数値目標を定める
短めの期限設定をする
イデア出しの際は情報提供を呼び掛ける
専門知識を持っていることを伝える
自分の意見に自信があるわけではないが・・・と思う という言い方をする
創造的思考をしたいときは天井の高い部屋に行く
温かい飲み物を渡す
面接の直前にパワーに満ちた体験を思い出す。事前に書き留めておく
ハートを利用する
相手の欲しいものリストからプレゼントを選ぶ
親切にしてくれた相手にこころからの感謝を表明する
仕事では自分から気前よく援助の手を差し伸べる
手書きの手紙を書く
必要とあらば喜んで手を貸すつもりだと、部下や同僚にはっきり伝えておく
自分から価格を提示する
自分が理想とする価格を意識する
端数のある提示額を出す
期限を細かい日時で指定する
最初のうちはすでに終えた小さな部分に向けさせる
他の人の失敗例をメモしておく
笑いを取る
旅行で最後に大きなイベントを持ってくる
主張は三つのポイントにする
 
改めて見返すとたくさんありますね。
 
やっていきます。