Takecの本ブログ

好きな本について。毎月『きっかけ読書会』を主宰。

医療の未来

『未来の医療年表 10年後の病気と健康のこと』 (講談社現代新書) 奥真也 (著)
 

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自分が医療の業界に仕事で少なからず関わっているので、医療の未来がどうなるか知りたくて読んでみました。
 
特にiPS細胞や再生医療の行方に興味がありました。
今後の成長性という意味で見ておきたかったです。
 
結論としてはIPS細胞は実用化の難易度が高く、第3,4の技術(体性幹細胞など)の再生医療の方が可能性があるということでした。
 
また、この本で書かれている医療の未来は、
 
ほとんどのがんが治癒可能に
再生医療そのものは将来性を約束された技術
3Dプリンターの技術進歩、人工臓器
AI診察
リキッド・バイオプシー
最先端ナノ医療デバイス
スマホ、ウエアラブルによるヘルスケア
 
などなど 未来の医療の進化がたくさん書かれていてワクワクしました。
 
その他にも、はっとさせられる健康管理の重要性も思い出させられました。
 
歯周病の管理
歯のセルフケア
デンタルミラー、デンタルフロス
 
筋肉の重要性・・・転倒や骨折で寝たきりになり、人との関りがなくなるとボケて認知症を発生するだと思います。
 
デンタルミラーを買ってフロスをなるべく毎日やる
筋トレをする、肉をつける
 
やっていこうと思います。
 
あとは再生医療はIPS細胞ではなく、体性幹細胞などの技術の企業に注目しようと思います。
  
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ほとんどのがんが治癒可能に
 
がんは遺伝子疾患
 
分子標的薬 抗がん剤
 
免疫チェックポイント阻害剤
 
切除後の再建 QOL
 
iPS細胞は実用に適さない?
どのような組織、臓器にでも分化できるはずだと当社は考えられていたのが、実験を重ねていくうちに意外とそうでもない、ということが見えてきた
 
iPS予算 つぎ込み
周辺分野の予算の大半を打ち切り
痛恨のミス
 
IPS細胞は残念ながらすぐには大樹の芽が出そうにないという状況
 
再生医療そのものは将来性を約束された技術
おそらく第3,4の技術の中から実用性が高く倫理的にも問題ないものが育っていく
老朽化した臓器を蛍光灯のように交換することは決して夢物語ではありません
 
 
3Dプリンターの技術進歩は目覚ましい
人工皮膚を作成可能
 
心臓、腎臓にも光が
 
血管再生は重要かつ超難関
 
 
ワクチン 健康な人に接種
副作用×
 
2025年発の本格的認知症治療薬誕生
 
避けて通れないのが認知症との闘い、向き合い方
新たなブレークスルーがもう一つ必要
 
2040年糖尿病 すっきり解決
遺伝子疾患の要素が強い
 
AI診察
医学的知識のデータベース化
 
AIによる処方の最適化
 
AI近未来
医療を作り出す人と患者さんに寄り添う人に分かれる
 
医学部人気の過剰
 
お手本処方
 
オンライン診療
 
ビッグデータ創薬企業が利用
次々と画期的なイノベーション
 
分子標的薬も新薬が続々と承認
 
リキッド・バイオプシー
 
カプセル内視鏡
 
最先端ナノ医療デバイス
IPS細胞以上に期待できる分野
小さいものに工夫をこらす
 
スマホ ウエアラブル
 
血糖値
音声からうつ病診断
 
巨大IT企業 続々と参入
医療ビジネスのチャンスは無限大
 
非医療系技術の応用
 
遺伝子解析技術
将来的ながんの発症を予測
 
人間の臓器の耐用年数は50年
臓器を節約
寿命に達したら人工臓器に取り換え
 
運動はゆるくやる
 
週1回2時間だけテニス
 
運動習慣を身に着けておくことは重要
 
筋肉量減少と骨折は認知症へのワーストシナリオ
 
筋肉を身に着けておく
 
外に出て人と会うことができなくなります
この状態を続けることで必然的に懸念
認知症を発症してしまう
 
定年後老け込む男性
頭と心を物理的に動かす量が減る影響も大きい
 
やせた方がいいのは50台まで、60代からは小太りで健康長寿
 
歯周病の管理はとても重要
 
歯の健康は身に知のセルフケアで
デンタルミラー
 
 
歯のセルフケアは非常に重要
 
医薬品でも効き目充分
 
致命的な疾患への高額医療
致命的でないものは削ぎ落してかまわない
 
医学部過剰人気
日本の知的リソースの壮大な無駄遣い
 
患者のSNS
patienttslikeme
 
エストニアの医療情報管理
 
日本はもはや大国ではない
 
医療ツーリズム
 
早い者勝ちの重要なビジネスだから、とにかく始めることを優先しよう