プロフェッショナルとは
『プロフェッショナルマネジャー』ハロルド・ジェニーン (著) プレジデント社
ペーペーの自分ですが、マネジャー、経営者の視点を少しでも持つことができたらと思い、手に取りました。
ユニクロの柳井さんも推薦して、自分のコメントを寄せており、とても興味深い一冊です。
手抜きですが、アマゾンの解説より。
「かつての巨大コングロマリット米ITTの社長兼CEO(最高経営責任者)として58四半期連続増益を遂げたハロルド・ジェニーン氏の経営論。1985年刊行のものを復刊した。経営の教科書にしている柳井正ファーストリテイリング会長兼CEOが解説を加える。」
結果を出し続ける一流経営者のマインドを知ることができました。
しかしここまで自分の時間と労力を捧げてまで仕事をできるのか、、、
決意が必要ですね。
しかし60を過ぎて退職した後、仕事に全てを捧げた自分に何が残るのかは疑問かもしれません。
結果を出すための決意は見習います。
取り入れる部分は取り入れて、仕事以外の何かも探しておく時代なのかなとは思います。
やってみようと思った点のメモ。
全部はできないかもしれません。でも少しでもアウトプットで行動につなげていけたらとは思います。
・仕事関連の勉強もする
・積極的行動で結果を出す
・某オファーを出してみる
・やるときは本気でやる。不平は言わない
・発言のエビデンス、裏を取りに行く
・熱意、苦労することを恐れない、有能で経験を積んだ人物を見極める
・諫言をしやすい雰囲気を作り、聞き入れ、誤りを正す
・一生懸命働いている姿を見せる
・数字を注意深く見る
・本で学ぶ 読む時間を増やす 時間あれば本を読む
・職場近く家を検索してみる
本文の内容を一部紹介します。
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(柳井正 コメント)
日本の経営者はビジネスマンには、結果を出すという執念やガッツが足らないように思う
ビジネスは結果でしか評価されない
できそうもない目標、努力したらできるギリギリの目標を掲げることだ
数字を読む力
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(本文)
本を読むときは、初めから終わりへと読む。ビジネスの経営はそれとは逆だ。
終わりから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ。
最初の四半期に目標を達成できなかったら、けっして年間の目標を達成することはできない。
自分が属する場所で上位20%に入ることが必要だ
顧客に信頼を勝ち取るに足る人間性そのものである
300通以上の求職の手紙を出した
サラリーに見合う以上のことをやり遂げた
長期計画というものを信頼しない
組織図に含まれるすべての人びとを、共同一致して機能させ、何よりも肝要な、緊密な人間関係によって結束させたときに、初めて真の経営は始まる
直接の接触によってのみ知ることができる
それぞれの人物をどの程度まで信頼していいのかがわかってくる
肝心なのは、だれもが発言することを恐れないことであった
経営するとはなにかをなし遂げること
それをやりとげなくてはならぬということだ
経営においては結果である
マネジメントは目標を達成したか、しなかったかのどちらかだ
赤信号のついた事項は解決されるまで、その会社の毎月の月次報告書に載せなくてはならなかった
最初のやり方が失敗したら、つぎに打つ手を準備していなくてはならない
事実をチェックすること以上に重要な経営上の仕事はほとんどなかった
「経営者は経営しなくてはならぬ」というその概念を全社に行きわたらせることーそれがいわゆるリーダーシップというものだと私は思う。
われわれが欲しかったのは、熱意があり、物事を達成し、自分の人生をなにものかたらしめたいと欲求し、自分が求めるもののためには苦労することを恐れない、有能で経験を積んだ人物だった。
私は自分が間違いを犯そうとしているかもしれないときには、だれかがそれを指摘してくれることをいつも望んでいた。
組織に貢献していない人間、あるいは他の全員の努力を妨害している人間を取り除くのは明らかにリーダの責任である。
私がだれかを叱責する必要があると思ったときは、他人のいないところでそうした。
リーダーシップが発揮されるのは、言葉より態度と行為においてである。
門戸開放政策を維持しなければならない
だれでも気兼ねなく言えるようでなくてはならない
リーダーは人々を指導し、司令官は人に命令する
彼は恐怖によって支配する
自分の目に正しくみえる目的に向かって人びとを動かすためには自己の人格的魅力を発現させなくてはならない
自分が間違っているとわかったら、こちらから進んで非を認め、将来にかけてその誤りを訂正する処置をとった
人は失敗から物事を選ぶ
企業経営において肝要なのは、そうして数字の背後で起こっていることを突き止めることだ
究極的には正味のキャッシュフローによって決まる
窮状のほとんどすべての根は、数字への注意不足につながっている。
数字相手の苦行は、じつは自由への過程なのだ。
しぜんと意味が読めるようになるのだ
人生においてある道をとらないことは、別の道をとることと同じぐらい重要性がある
若い人々の能力を買って、昇進させた
そうした場合には慎重な監視を怠らないようにした
つぎの機会にはもっと上位の、より良い答えを求めて奮闘し、絶えずなにか新しいことを学び、よりよい結果を達成できるようになっていく
真の状況を把握するための正確な事実が必要
本来の自分でないものの振りをするな。自己顕示のための旅行、社内政治その他、真の自分でない役を演じることを避けよ
事実と同じぐらい重要なのは事実を伝える人間の信頼度である
個人として支払はなくてはならない代価がある
自分自身を、成功するに違いないマネジャーに仕立て上げるために、人生の多くの快適な面を放棄する決意と高邁な職業意識が自分にはあるだろうか?
名声を得られるだけのすぐれた結果を達成するために、社交生活の大部分を返上して、長時間、夜遅くまで働くことを厭わないだろうか
もしそうした個人的犠牲を払う気があるなら、そうするがいいし、不平は言わないことだ。それを望んだのは自分であり、だれからも強制されたわけではないのだから。
私は職場の近くに住み、郊外からの通勤はしなかった。
そして週に五日、しばしば夜遅くまで、仕事に必要なだけの時間を捧げた。
自然との触れ合いによって思想と精神に新しい活力を吹き込まれた。
どうして仕事をする時間があるのかって?
その答えは私のやらないことの中にある
実績こそきみの存在だ
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(柳井正 コメント)
大事なのはあきらめないことだ。やりつづけることである
僕は、基本的に誰も経験していない成功のノウハウはほとんどありえないと思っている
時間があると本を読まないと気が済まない
経営書も一日一冊近く読んでいる