Takecの本ブログ

好きな本について。毎月『きっかけ読書会』を主宰。

君主の在り方とは

名著、古典の再読が今年のテーマの一つ。
その中でマキャヴェリの『君主論』を読んでみました。

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久しぶりに読むと、なぜか前より難しく感じ、考えさせられ、読み応えがありました。
自分の環境も変わったからかもしれません。
 
さて、読んでみると、やはり改めて学びがあり、実践できてないことがたくさんありました。そして色んな政体の分析と、各状況における君主の在り方の提言はやっぱり凄いなと思います。
 
仔細な検討と迅速な行動
偉大な人物や抜きんでた人々の真似に徹する
小さなトラブルを見逃さない
精神の訓練のために歴史書を読む
悪評から逃れる
憎しみや軽蔑を避ける
君主は吝嗇でいく
みずからそこに移り住む
比類なき実例を示す
自分が人間性に溢れた寛大な心の模範的人物でたることを示さねばならないが、そのさいに、だがしかし、絶えず威信に満ちた風格を保ち続けねばならない
自分のこと、自分の利益を追求している部下は信頼してはならない
慎重よりは果敢であるほうがまだ良い
 
などなど。
 
この本を読んで自分がやってみたいことは下記です。
 
歴史上の偉大な人物が書いた本や歴史書を読む
悪評、憎しみ、軽蔑を避ける
仕事の実績を示す
威信に満ちた風格を心掛ける
慎重寄りは果敢にいく
 
やっていきます。