Takecの本ブログ

好きな本について。毎月『きっかけ読書会』を主宰。

安全に

心理的安全性のつくりかた』石井遼介


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最近社内でもよく言われている心理的安全性。近年はあんまり安全でない環境でやってきた気がするし、それがある程度普通だと思ってたのですが、それでは今の時代にマッチしないようです笑


ですので、心理的安全性についてもっと理解を深めようと思い、手にとって読んでみました。


健全に意見を戦わせて生産的でよい仕事をするチームがいいのはそうだと思います。


そういうチームを作るには、自分はどうしたら良いか。


この本を読んでアクションを書き出してみました。


・サポートしあい、アイデアを共有する
・ほめる。お礼を言う。
・適材適所
・話やすい雰囲気をつくる。明るめに。
・相槌を打つ。雑談する。アイデアを共有する。チームの成果を考える。試すにはインプットがいる。
・御礼を言う。「報告ありがとう」
・重要な仕事だと伝える。大きい仕事だと言う。
・軽く話しかける
・自己開示する。プライベート。週末やったこと。
・1on1を実施する
・意見を言っても大丈夫な雰囲気をつくる
・感謝を思い出し、伝えてみる

 

 

ロケットスタート

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』中嶋聡


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かなり挑発的なタイトルで、写真に写ってる中嶋聡さんにダメ出し、怒られそうな感じがして避けてたこの本。


読んでみました。


読んでみると感想は「この人凄い!天才」。時間の使い方についての考え方と働き方、実際に出してきた実績に圧倒される。時間を制するものは世界を制するとのことです。時間の工夫を少しでも取り入れていけたらいいなと思いました。


中でもロケットスタート時間術。
・最初の2割の時間で8割の仕事を終わらせる
・朝方にシフトし、朝起きて即仕事。
マルチタスクをやめて仮眠を使い仕事の効率を上げる
界王拳を使ってその仕事だけを圧を掛けてやる。


朝方シフトが相当難しいのですが笑
朝方にするには早く寝るしかないですね。
まずは23時に寝るようにしてみようかな。
あとは朝イチメール返信に使ってますが、朝イチ重要な仕事にフォーカスしてそこから始めたいですね。そのためには前日のタスクリスト整理が必要ですね。しかも細かめの。


やることメモ_φ(・_・


→アウトプット行動を実行する。アウトプットメモを見返す時間を作る。スキマ時間を使う。
→朝早くから仕事する
→早めに企画を相談する
→服はなるべく統一する。
→本読む。楽しむ。
→メールもSNSもシャットアウト
マルチタスクを放棄する
→本気のときは、朝顔を洗ったら即仕事を始める。
→朝に重要な仕事
アイマスク買う。100均でいい
→午後はメール返信
→仮眠を増やす。夕方定時後に一回。
→まずは6時半に起きる。23時に寝る。
→海外関連の業務で結果を出す
→寝る前にタスクリストつくる。細かめに。

 

さよなら「後回し」

『「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法』イ・ミンギュ (著), 吉川南 (翻訳)

最近、色んなことを後回しにしているので、ダメだなーと思っています。
後回しにしない技術があるのであれば、ぜひ学んでみたい!ということで手に取りました。
実行するための心構えや考え方のポイント、ノウハウが詰まっています。
 
いくつか紹介します。
 
・ゴールの視覚化よりプロセスの視覚化
・偉大なリーダーほどみな怖がり。最悪のシナリオを予想すればストレスは減る
・目標を公に公言する
・なぜやらなくてはいけないか、その切実な理由を探さなくてはならない
・あなたが自分が好きで没頭している仕事は何だろうか
・億万長者は手紙やメールを返信するスピードが違う
・成功したビジネスマンのほとんどは、新しいプランができると、24時間以内に何かを実行するという
・まず書き始めなさい
・今日やるべき3つのことをメモ。最初に重要な仕事から始めるようにする
・小さなところから始めてみる
・始めないから意欲がわかない
・1冊読もうではなく、1行読もう
・時間がありすぎるから成果を出せない
・ただの実験だと考えればいい。ためらうことはない
・助けを求められると、人は意外に喜ぶ
・単純な仕事をすることで、ストレスから逃げようとする
・勝者は人より早く出勤し、長期的に見て成果を上げられる重要な仕事から始める。
・短く、はっきりと断る
・背水の陣。図書館に行けば、勉強をするしかなくなる
・1日15分だけ10年後のために使おう
・毎日1%だけ、昨日と違うことを実行しよう
 
プロセスの視覚化は仕事ではできていますが、プライベートのライフプランはあんまり考えれていないので、作ってみたいです。
 
没頭していることを大切にする。→好きな本を読む。ワインを飲む、飲みに行く。グローバル関係の仕事に注力する。
仕事はメールから始めない。朝早めから始め、重要な仕事からやる。
小さな行動から始めてみる→レベル1行動からやる todoリストを作成する
実験する。大量仮説と大量行動。人に声を掛ける。自分から働きかける
人に助けてもらう
カフェに行って本を読む。
1日15分だけ10年後のために使う→アウトプットか、人との関りをつくる
 
やっていきたいです。

スマホ使えてる?

スマホ人生戦略』堀江貴文
 

 
堀江さんは多作で、時々手に取って読むのですが、読むたびに勇気づけられます。
ちょっと無理かなぁと思うところもありますが(笑)
今回も、自分の知らないスマホの活用の仕方があるんじゃないかと思って読んでみた次第です。
 
堀江さんは、色んなビジネスをされていますが、自分の好きなことに対してすごい努力家、勉強家ですね。
東大合格や、プログラミングを学んだ時のエピソードなども、そうだったようです。
今もインプットも大量に行っているとのこと。
そんな堀江さんのスマホの使い方や、他人との差別化のポイントを教えてくれます。
 
いくつか紹介します。
 
スマホで大切なのは、「見る」「楽しむ」だけでなく、「使う」ことだ
 
●ニュース newpicks、linenews、gunosy
 
●僕自身が楽しい、ワクワクするような情報を積極的に取りに行っている
 
●普通の人が何気なく読んでいるものより、「情報の精度と信用性が高い」と感じられるものを選んでいる
 
●ビジネスで成功するには、大量の情報を浴びなくてはいけない
 
●1日1時間、隙間時間を有効活用できたら、10年で5か月ほどの時間が創出できる
 
●お金を使って得た経験を重視しろ
 
●遊びを仕事に繋げるためには、豊富な知識とアイデアが必要になる。それを得るには、まず情報のシャワーを浴びるべきだ、と僕は何度も言っている
だが、もっと大事なのは遊びにハマることだ
 
●既存の価値と手持ちの価値を掛け合わせる
 
●しんどい仕事は分ける
 
●行動 他人の目を気にするな、好きなことだけやっていけ、それだけで成功できる
 
●オファーは全部ノリ良く引き受ければいい
 
●数多くの経験と情報を脳内に取り入れ、Googleのように、それらを柔軟に繋げて新しいスキルを作れる人ことが、これから求められる人材だ
 
●あれもこれもと脳に入れまくる
 
●これから売るものはモノだけではなく、個人の価値になる。個人の価値はひたすら遊ぶことによって生まれてくる
 
スマホを使って好きな遊びを見つけ、個をSNSなどで発信していく
 
●大切な資源は時間 その次は人
 
●できない自分をさらけ出して助けてと平気で言える人の方が好感を持たれる
 
●発信しなければ未来は作れない
 
最近見てるだけなので、使う側にいきたいですね。
自分が3日坊主なのはわかっていますが、時々でもいいので発信もやっていきたいですね。
newpicks、gunosyで追加でニュースを見る。
隙間時間を発信か読書へ。
経験に金を使う
情報のシャワーを浴び、遊びにハマる
他人の目を気にしない
 
などなど、この本をきっかけにやっていきたいです。

巨視

落合陽一『ズームバック×オチアイ 過去を「巨視」して未来を考える』 

 
NHKの『ズームバック×オチアイ』の番組をまとめた本。現在のNHKの膨大なアーカイブに接続して歴史を『巨視』し、視野を広げて現在の混迷の先にある未来を考える、というテーマの本です。
 
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
ドイツの宰相オットー・ビスマルクが残した金言。
何回も聞いたことあるけど、自分はあんまり実践できてないので、とても新鮮で刺戟的でした。
 
読んでみると、コンヴィヴィアリティ(連帯性)、主体的さ選択による豊かさ、ダイバーシティインクルージョン、祝祭性の維持、創作、インフォーマルソーシャルネットワークなどなど、キーワードにあふれていました。
オードリータンやマルクスガブリエルとの対談なども含まれていて、興味をそそられました。
 
いくつか紹介します。
 
●歴史を学ぶ
ライフスタイルとファッション
ファッションは見た目だけではなく、使うテクノロジーや政治的な思想、社会活動などその人を取り囲むあらゆるものを指す
 
●コンヴィヴィアリティ
生きるために資本主義に対してとか「社会の中で相互理解の上に成り立つ個性の交わり」を意味する
経済的には明らかに生産性が低くても、連帯性を強めるということです。
コロナ禍では連帯、自立共生、創作が新しいかっこよさとなる社会になるかもしれません
いま目の前の環境にあるものを活かして、共に生きていこうという考え
 
●デジタルデトックス
つながりすぎてはいけないし、つながらない時間が長すぎてもいけない
 
●豊かさとは、主体的な選択の積み重ね
皆が時間や心に余裕を持つことが、社会によって良い状態
 
ほどほどのコンセンサスで成り立つようになれば、働き方や生き方が多様になります
 
●祝祭性
どう維持していくか
無視してはいけないテーマ
 
●自分の時間をより有効な探査的な投資に開放すれば、それは自分の富を増やすことになる
探査的な投資とは要はリサーチのこと(建築家バックミンスター・フラー
 
●今日が最後の日だとしたら、本当に今日することをやるだろうか
人生最後の日でもやることしかしない(ジョブズ
 
●ゆるくつながるものをなるべく失わない
たとえば、趣味のコミュニティ
 
●互いを理解し合うためにも、プリュリバースの発想が大切
みんなどうでもよくて、みんな大切
 
●絶望の中のアートの力
デジタルテクノロジーによって創作する環境を整えやすくなった
 
●インフォーマルソーシャルネットワーク
サードプレイス
常連が新顔を受けいれる
 
この本を読んでやっていきたいことがたくさん出てきました。
 
歴史に関する本を読む
新しいテクノロジーを使っていく。
自分の独創性と創作を大事にする
スマホを触らない時間を作る
仕事少し早く終わって自分の時間を作る
祝祭性やイベント、直接の集まりや人に会う付き合いをしていく
直感に従う
創作は続ける
 
現代の最先端をいく人々の知からの示唆、活かしていきたいですね。

 

沖縄の真実

沖縄戦いまだ終わらず』佐野眞一

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沖縄は、綺麗な海と空、リゾートのイメージですが、裏には戦争の悲劇が残っています。

うっすら知っていましたが、歴史を知りたくなり、この本を手に取ってみました。

 

沖縄戦の悲劇。
集団自決は、親族・家族間での殺しあいの集団虐殺。軍の命令によった可能性が大きい。
孤児。教育を受けれず読み書きができなかった人たち。
精神的な後遺症、てんかんの発作やPTSD
沖縄を潤す軍用地料と遺族年金。
靖国合祀問題。
基地問題
今なお続く沖縄戦の悲劇と真実が重たく心にのしかかってきます。

読むのが辛かったけど、知れてよかった。
日本人は知っておくべき歴史の事実と思います。

平和の中に生きている自分は恵まれているなと。
読み書きできるのもありがたいことなんだなと思いました。

響いた言葉は、生き延びたおばあさんの言葉。

「生かされているから、自分でできることは何でもやってみる。」

 

生きていることに感謝して、人生を楽しもうと思います。

あと、いつか沖縄の戦跡を見に行きたいと思います。

育て方

シリコンバレー式 最強の育て方 ―人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング』世古詞一

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仕事での部下との対話。
業務のフォローに関する話はできているけど、個人に焦点を当てた会話は今までできていませんでした。

 

シリコンバレー企業では1on1は普通になっていて、その組織力の強さの秘密は1on1での対話にあるとのこと。


メリットや目的を理解したうえで、自分も取り入れていきたいと思いました。

 

メリットは下記。
・信頼関係の構築
・心身不調を防ぐ
・部下が自発的に動く

 

話す内容は下記で①~③は毎回行う。

①プライベート相互理解
②心身の健康チェック
③モチベーションアップ

④業務・組織課題改善
⑤目標設定・評価
⑥能力開発・キャリア支援
⑦戦略・方針の伝達

 

ちょうど4月から年度が変わるので気分も変えて1on1をしっかりやっていきたいと思います。

特にプライベート相互理解、心身の体調の把握、モチベーションアップは最低ラインで、まずここからですね。

ただ一方で、優しくなりすぎるのも良くないので、ある程度の塩梅でコントロールする必要はあると思われます。

 

この本を読んでやること。

 

・22年度に、2週間に1回程度1on1をやる
・プライベート相互理解、心身の体調の把握、モチベーションアップを話す
・良い言動や結果をほめる、承認する。モヤモヤしていることを聞く
・目標を達成できる範囲で設定する
・重要な情報を部下に公開する
・クッシュボールを買う
・ミーティングの内容を個人データベースに残す→エクセル作成
・次までに行うことを一つだけ決める