Takecの本ブログ

好きな本について。毎月『きっかけ読書会』を主宰。

人を大切に

『上司の哲学』江口克彦 PHP研究所


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上司とはどうあるべきか。まだまだわかってないことがたくさんあるので、少しずつ学んで活かしていきたいと思って読んでみました。

組織や会社など昔からあるもので、上司としての理想の姿勢や考え方などはすでにあると思うので、それを参考にしたいと思うのです。

著者の江口さんは松下幸之助と一緒に働いていたらしく、その経験を通じて、偉大な経営者の考え方や人との接し方などを伝えてくれます。

夢を与える、ほめる、人を大切にする、熱意を評価する、優れた人を使う、
明るさ、謙虚さ、人柄などハッと気づかされるポイントがありました。

人を大切にする
優秀な人材を使う、育てる
ほめる
明るく振る舞う

やっていきたいと思います。

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この山こそが最終的な目標であり、「夢」なのである

仕事は決して苦行であってはならない。
夢に向かって真っすぐに伸びている希望の道でなければならない。

夢を与える

バカンスは峠の茶屋
単に現実から逃避している

松下は250年後の夢を社員に語り掛けていた

人は幸福な人生を送りたいと思うから、そしてそこに夢があるから、頑張れるのではないか。

人々に喜んでもらうことが仕事の原点

なぜこの商品はお客さんに喜ばれないのだろうかと考え抜く

方針の徹底こそが発展の基本

ほめる
口先だけでほめてはいけない

先生の気づかない能力を生徒はたくさん持っている

人間を大切に思う心が芽生えてくる。一人ひとりの人格を大切に思う気持ちがあれば、生徒にしろ部下にしろ、必ずついてくる。

部下のもって生まれた人間的能力、あるいはその人の人格そのものを見つめるちからがあるかどうかが問われるのだ。

今の上司の人たちは、仕事の成功ばかりに目を向け、人間とはなにかを考えていない人が多い。

熱意を評価する

なにがもっとも大切かと言えば、やはり熱意

部下を評価する場合においても、熱意があるかどうかを上司はよく見なければならない。

松下に言わせれば、人間の才能にはほとんど差がないという。

気づきの育成 気づかせる指導

人は大切にせなあかん

人間が持って生まれた人間的能力を、死ぬまでに発揮しつくすことが幸せ

企業社会に身を置いていると、ついつい給与の高さや地位の高さが幸福感と直結してしまう。

生涯を通して幸福を感じることがもっとも大切なこと

やらずに後悔するより、やって後悔

仕事を与えることによって部下の能力を引き出す

話をほめれば、情報が集まる

いつも真剣に話を聞くことは、部下を使ううえでのコツでもあった

行動に移すのは抜群に速かった

仕事を任せる

開いた20の時間で新しい仕事を創造していくべき

熱意や考え方が今一つだというのは避けた方がいい

一年や二年早い遅いなどということは、長い会社人生において大したことではない。

自分より優秀な人材を育てる

若いころ、自分がされて嫌だったことは決して部下にやらない

トラブル処理と予告人事
期間

自分より優れた人を使う

冷静に考えて叱る

決して感情的になってはいけない

自分の誤りを認めて謝る

叱ったあと どうするか
冷静に考える

上司は部下を怖がらせてはいけない。いかに伸び伸びと、それでいて上司の思い通りに動くようにするかを考えなければならない

上司たるものは、まず自分が見本を示さなかえればならない

情報をさらけ出す

声を掛ける

相手の目を見て話す

なぜを説明する

松下は25年間にわたり、私に繰り返し繰り返し自分の考え方を語り続けた

人を大事にしなさい

部下に感謝する

部下の人たちの働きなしには、絶対に成果を上げることはできない

愚か者は偉そうに振舞う

職場には絶対に明るさが必要

時代を読む先見性

最終的にもっとも大切なのは、やはり人柄ではないかと思う。

温かさ、潔さ、誠実さ、素直さ