Takecの本ブログ

好きな本について。毎月『きっかけ読書会』を主宰。

生き方、働き方

『LIFE SHIFT2: 100年時代の行動戦略』


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前作の『ライフシフト』が、出版されてから人生100年時代と言われるようになったと思います。あれから5年?ぐらいでしょうか。


自分を振り返ってみて「ライフシフト」を踏まえた生き方ができているのか疑問だったので、『ライフシフト2』を読んで内省してみることにしました。


読んでみると前作の焼き直しや冗長感がありますが、改めて人生100年時代の生き方を考えさせられます。

 

本筋をまとめると、下記のようになります。


・今までの「教育→仕事→引退」の3ステージで終わっていた。
・現代では寿命が延びる
・これからはマルチステージの時代。レールに乗った生き方でなく自ら積極的に選択して生きて行くべき。
(仕事の前にエクスプローラーとして世界をみる、仕事の期間に新たにスキルを得るためキャリアを中断する、など)
・有形の資産(お金)だけでなく、人間関係などの無形の資産(活力、生産能力)を得られるような活動も必要。
・政府や企業も人々の変化に合わせて政策や制度を変える必要がある


寿命が伸びるので財務計画を立てよという見方もできます。


この続編の本では、大きく3つのキーワードが出てきます。


物語 人生のストーリーを紡ぐ
探索 学習と変身
関係 深い絆 人間関係


スキルの習得、学び続ける、人との結びつき、健康などなど。


スキルと言っても何を学び、習得して後に繋げていくのかを見つけないといけないですが、まだピンと来ていませんが、学習の対象に強い興味を抱くことが重要のようです。


人間関係の維持、強化は今まで以上に意識してやっていく必要がありますね。 


健康の維持は、今以上に老化対策や効率的で適切なエクササイズは何か調べていきたいです。

 

自分が主宰している読書会はそろそろ終わろうかと思っていたのですが、「コミュニティに関わる、大切にする」のアウトプットとして、もう少し続けてみようと思います。

本文のメモ
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健康と資金とスキルと生きがいと人間関係を維持


老後の生活資金確保


物語 人生のストーリー
探索 学習と変身
関係 深い絆 人間関係


長期間にわたる友情


余暇時間を増やす


キャリアの転換を早期に実行 大きな恩恵


80歳まで働く


アリストテレス
「幸福とは、みずからの可能性を開花させること」


年間75000ドル以上 幸福感高まらない


人生への満足感を最も左右する要素 温かい人間関係


幸福は愛


学び続ける


学習の対象に強い興味と情熱をいだくこと


移行の仮定では、常に何らかの探索が必要


人生の全てのステージで学習に大きな投資

 

生涯を通してコミュニティに関わる


さまざまな年齢層の人たちと一緒に過ごす


フルタイムで働く時期もあれば、仕事を中断してリフレッシュしたり、スキルを磨いたりする時間もあるし、ワークライフバランスを改善するために休息をとる時間もあるだろう


健康
あらゆる段階でチェックし、投資すべき


適切なエクササイズと栄養摂取
老化対策の最善の方法


5つの行動
・先手を打つ
・将来を見据える
・ありうる自己像を意識する
・可変性と再帰性を意識する
・移行を受け入れる