Takecの本ブログ

好きな本について。毎月『きっかけ読書会』を主宰。

濃縮睡眠

『誰でも簡単に疲れない体が手に入る濃縮睡眠メソッド』松本美栄 最近眠りが浅い気がするので気になって読んでみました。 ご本人は午前2時就寝、午前5時起床の濃縮睡眠生活をされているとのことですが、睡眠の質を上げる。それによって人生を充実させる。そ…

頭良すぎる人の習慣を

『頭を鍛える5つの習慣』水上颯 東大に行くような人との学力の差を目にして愕然としたことがある中学高校時代。 どうしても叶わない、追いつけないなと思いました。 そんな頭良すぎる、成績超優秀の方々の習慣を少しでも取り入れることができれば、自分も少…

時間の浪費

『人生の短さについて 他二篇』セネカ著 茂手木元蔵訳 『マルクス・アウレーリウス 自省録』 (岩波文庫) 神谷 美恵子 (著)を読んだ繫がりでこの本を読んでみました。久しぶりですが、再読です。 ローマ皇帝ネロの家庭教師でもあったセネカ。そのセネカが残…

自分を省みる

『マルクス・アウレーリウス 自省録』 (岩波文庫) 神谷 美恵子 (著) 「歴史書を読め」 マキャヴェリの『君主論』の中でも、「精神の訓練のために歴史書を読むべき」という文がありました。また、『ナポレオン言行録』の中にも「歴史だけが真の哲学」というナ…

パフォーマンスを高める

『BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは』青砥瑞人(ディスカヴァー・トゥエンティワン) 当然パフォーマンスは高めたいし、どうやって高まるのかを知っていれば、自分で高めれるようになると思います。 脳の働きにも興味があるのでこの本を読ん…

後悔しないように

『死ぬときに後悔すること25』大津秀一 最近母方の祖母が亡くなりました。大好きな祖母だったので、悲しくて泣いてしまいました。 そして葬儀が終わったあとの夜、この本を思い出して読んでみました。 大津秀一さんは、緩和医療医で、末期の患者さんの痛みを…

医療の未来

『未来の医療年表 10年後の病気と健康のこと』 (講談社現代新書) 奥真也 (著) 自分が医療の業界に仕事で少なからず関わっているので、医療の未来がどうなるか知りたくて読んでみました。 特にiPS細胞や再生医療の行方に興味がありました。 今後の成長性と…

韓非子 第2冊

『韓非子 第二冊 』(岩波文庫) 韓 非 (著), 金谷 治 (その他) 今年は『韓非子』を読み直すことにしています。名著・古典再読が今年のテーマのひとつでもあるので。過去にいろんな出版社の『韓非子』を読みましたが、今年は岩波文庫でチャレンジです。でも第…

悩みや不安の消し方

『自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス』 メンタリストDaiGo (著) PHP研究所 去年あたりからマインドフルネス、ストレスフリーなどに興味があるので読んでみました。 悩みや不安をなくす考え方やコツをいくつも教えてくれています。 すぐに実践…

融合と加速

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ 』(NewsPicksパブリッシング) ピーター・ディアマンディス (著), スティーブン・コトラー (著) テクノロジーの進化がどうなっていくかは興味がありますし、学んでいかないといけないと思います。 そんな中、手に…

人生に変化を

『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』アバタロー アウトプット読書術。 自分の読書会のコンセプトに近いものがあるので読んでみました。 読書によって、人は自己肯定感を高め、人生を好転させることができる いいですね。 人間はOUTPUTをすることで、初めて…

歴史を活かす

『歴史を活かす力』出口治明(文藝春秋) 世界史を学ぶことは大切と、幾度となく聞いてきたし、目にしてきた気がします。 ただ個人的には苦手で、何度もチャレンジするのですが、挫折します。とにかく固有名詞が覚えられない笑 でも出口さんはけっこうわかり…

皇帝が目の前で

マキャヴェリの『君主論』の中で、「精神の訓練のために歴史書を読むべき」という文があったので、今持ってる本で読めそうな本を読んでみようと思いました。 『ナポレオン言行録』オクターヴ・オブリ (編集), 大塚 幸男 (翻訳)(岩波文庫) フランス革命を成…

台湾の先進性

最新トレンドの本で、オードリー・タンの本をよく見かけます。 話題にもなっているので読んでみました。 『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』オードリー・タン (著), プレジデント書籍編集チーム (編集) プレジデント社 オードリー・タンは台湾の…

王子さまの伝えたかったこと

『星の王子さま 』サン=テグジュペリ (著), 浅岡 夢二 (翻訳) ゴマブックス サンテグジュペリの本領は『夜間飛行』や『人間の大地』で発揮されていると思いますが、最も有名なのは『星の王子様(ちいさな王子)』ではないでしょうか。 何度か読んだことはあ…

スマホの悪影響

『スマホ脳』 (新潮新書) アンデシュ・ハンセン (著), 久山 葉子 (翻訳) 最近本を読んでいたも集中力が落ちてるなと思います。 気づいたらスマホを手に取ってだらだら見ていたりします。 スマホの悪影響を薄々感じている自分の状況もあって、この本を読んで…

弁明の復習

別冊NHK100分de名著 読書の学校 西研 特別授業『ソクラテスの弁明』 古典『ソクラテスの弁明』を復習したくて読んでみました。 ソクラテスの弁明の解説以外にも、哲学の始まりや対話の重要性や議論の一例も入っており、かなり範囲の広い解説になっていると思…

雑談で

軽めの実用書を読みたくなって読んでみました。 『雑談力』五百田達成 雑談がうまくなって人間関係が良くなったらいいですよね。 何かコツを少しでも知れればと思いました。 喜怒哀楽の感情を伝え合う食べ物の好き嫌いの話は鉄板腕は組まないこだわりより「…

2040年

" data-en-clipboard="true">『2040年の未来予測』成毛眞(日経BP) " data-en-clipboard="true"> 最近古典や歴史に関する本を読んでいましたが、未来の話も少しは、ということで読んでみました。 元マイクロソフト社長の成毛さんが著者。最先端のビジネス動…

君主の在り方とは

名著、古典の再読が今年のテーマの一つ。 その中でマキャヴェリの『君主論』を読んでみました。 久しぶりに読むと、なぜか前より難しく感じ、考えさせられ、読み応えがありました。 自分の環境も変わったからかもしれません。 さて、読んでみると、やはり改…

小さな工夫で

『影響力の武器 戦略編: 小さな工夫が生み出す大きな効果』 スティーブ・J. マーティン (著), ノア・J. ゴールドスタイン (著), ロバート・B. チャルディーニ (著), 安藤 清志 (翻訳), & 1 その他(誠信書房) 最近は毎年読もうと思ってる『影響力の武器』シ…

人間の本質

名著・古典再読が今年の自分のテーマのひとつです。 リーダーシップ・組織論の古典とも言われる『韓非子』を岩波文庫で読んでみました。全部で4冊もあるんですね・・・まずは1冊から。 ちなみに『韓非子』とは、 「中国戦国時代の法家である韓非の著書で、内…

北条政子、徳川家康が読みふけった・・・

『新訳 貞観政要』 田口佳史(PHP研究所) 北条政子、徳川家康が読みふけったと言われるリーダーシップ・帝王学の古典『貞観政要』 今年のテーマの一つに名著・古典再読ということを自分なりに掲げているので、この本も読んでみることにしました。 名著・古…

むさくるしさ

" data-en-clipboard="true">『死の家の記録』ドストエフスキー(光文社古典新訳文庫) " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> 去年、ドストエフスキーの『罪と罰』をなんとか読み終えました。 その解説の中…

鐘が鳴り・・・

" data-en-clipboard="true">『長崎の鐘』永井隆 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> 九州の旅で訪れた長崎。 原爆関係の地には足を運ぼうと思っていました。 原爆資料館、平和記念像、平和公園。 旅では…

込み上げてくる涙

『新編 知覧特別攻撃隊 』高岡修 (著, 編集) ジャプラン/発売 亥辰舎 最近の九州の旅で一番心揺さぶられた場所が知覧特攻平和会館でした。 若き特攻隊員の遺書。親への手紙。寄せ書き。親に対する、育ててくれてありがとうという感謝の気持ち。親孝行できな…

栄光と落日

『クアトロ・ラガッツィ 上 天正少年使節と世界帝国(下)』若桑 みどり 以前に上巻について書きましたが、下巻を読み終えたので振り返りも含めてご紹介です。 歴史に学びたい。最近その思いがあります。この本は出口治明さんのおススメで、徹夜で読み通した…

挫折を乗り越えて

『罪と罰』ドストエフスキー(光文社古典新訳文庫) 何度も何度も挫折しているドストエフスキー。『罪と罰』も『カラマーゾフの兄弟』も、途中で諦めた過去がありますが、今回はなんとか読み通せました。 復習のためにも、振り返ってみようと思います。 ●ド…

クレイジーとロリコンと

『ゴッホとゴーギャン』 木村 泰司 (著) 、ちくま新書 最近、大阪国立国際美術館のロンドンナショナルギャラリー展で、久しぶりにゴッホのひまわりの絵を見ました。 昔からゴッホは好きだったのですが、これを機にもう少し理解を深めようと思って、以前に読…

ローマ教皇にご報告

『クアトロ・ラガッツィ 上 天正少年使節と世界帝国(上)』 若桑 みどり 歴史に学びたい。最近その思いがあります。この本は出口治明さんのおススメで、徹夜で読み通したという本ということで読んでみる ことにしました。 あらすじを少し紹介します。信長の…